北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

御在所岳・鎌ヶ岳

2007年6月20日

 一ノ谷駐車場〜中道〜御在所岳〜武平峠〜鎌ヶ岳〜三ッ口谷〜一ノ谷駐車場

ROCKYさんとの待ち合わせ場所「菰野道の駅」に向かう途中、
あれほどの青空が雲に覆われてきた。
3対1でも勝てないのか・・・

道の駅には既にROCKYさんが到着しており、4年ぶりの対面。
しかし、いつも会っているような気分だ。

 

予定より早く、一ノ谷駐車場に到着。
目の前にこれから向かう御在所岳が聳える。
雲も切れ、どうやら嵐は呼ばれずに済みそうだ。

地形図ではここが標高550mくらい。
御在所岳が1212mなので標高差は662m・・・

 

午前7時31分、出発。
鈴鹿スカイラインのアスファルトを少し登り、中道コースを進む。
登山口脇ではこんな花が見送ってくれる。
登山口に「鈴鹿の山を甘く見るな」の看板発見。
しかし、よくある注意書きだろうと思っていた。

(すいません、甘く見てました・・・)
登山道に入るとすぐに急登が始まる。
風もなく、すぐに汗ビッショリ・・・
髪の毛までシャワーを浴びたように濡れる。






 

20分ほど登ると急に視界が開け、右に御在所岳が聳える。
左を見ると、鎌ヶ岳の尖った山容が見える。
ほっと一息・・・
この時、空には一点の雲も見えない。
鎌ヶ岳
御在所岳

 

ロープウェイの下を通過

こんな岩の間を・・・


負ばれ石

負ばれる」とは「おんぶする」
なるほど・・・



新芽が眩しい

 

岩の間に地層がサンドイッチ

笑ってますが結構きつい・・・

photo by jan


タンナサワフタギ・・・だと思う



地蔵岩

このあたりでまわりは真っ白・・・
負けちゃうのか・・・

 

午前8時35分、キレット前で小休止。
白いガスの中に赤いロープウェイも綺麗なんですが・・・とジャンさん。
(飲んでいるのは麦ではありません(笑))
平日のこの時間はまだ運行していないようだ。

 

キレットの下り

予想もしていなかった・・・

photo by jan


モデルは後から来たおじさん

マウスオンでアップ)



下ったあとはまた登り

  

9:17
開けたところで休憩・・・

まわりは完全に真っ白になってしまった。

 

最後のひと登り
登ったところは「富士見岩」
眼下は足のすくむ断崖と、遠く富士山が望めるそうだ。

photo by jan

なにが彫ってあるのか?

 

山上はドウダンツツジがなんとか残っていた。

 

さらにこのピンクの花が満開。
ウツギに似ていますね、と話していたが・・・
タニウツギでした。


アスファルトで整備された遊歩道。
9:41
階段を登り
一等三角点の設置された頂上に到着。

 

記念撮影
(ROCKYさんのミニ三脚は優れもの)

photo by ROCKY

 

記念撮影の後、西にある望湖台という展望台に移動。

 

向こうに琵琶湖が望めるそうだ・・・
あの雲の中かな?

 

反対側にはこれから向かう御嶽大権現が見える。

  

振り返れば、三角点のある山頂。
意外に遠くに見え、ちょっとビックリ。

 

お気に入りの一枚

photo by tomo

 

ここから武平峠に下り、鎌ヶ岳に向かう。
途中、山上公園を一通り制覇。
長者池

燈篭も鳥居もステンレス製
御嶽神社

木曾御嶽神社の分霊を祭ってある。
木曾は行った事がないが、
建物も似ているそうだ。
癌封じの銅鑼は皆がたたいてきた・・・
これで安心(笑)
ここより登山道?

「ここより登山道」
の表示のケルンを過ぎても
しばらくはアスファルト。
いよいよ下り

ヤマソウさんの案内で
近道で下山口へ

 

急下降開始

中央右、
下のほうにスカイラインが見える
(オンマウス)
岩場の下り・・・
なかなか・・・


先頭を行くヤマソウさん



あと少し

photo by jan

 

標高差300mほどを20分で下り、武平峠に到着。
結構きつい下りだった。

案内板には鎌ヶ岳まで50分とある。
標高差280mほどだが、最後の急登は結構きつそうだ。

 

すぐに急登開始

甘く見ていたつけが・・・
20分ほどで休憩を入れていただく。

前に聳える鎌ヶ岳

ここからの下山ルートもあるが、
頂上からのほうが良いらしい


さぁ、頑張ろう



最後の鎖

photo by tomo

 

鎌ヶ岳山頂

岩に埋め込まれたプレートは江戸中期菰野出身の伊藤冠峰の詩
(オンマウス)

 

周りは真っ白だが、雨になる気配もなく、のんびり昼食。
ここまでの水分補給が予想以上に多く、コーヒーを入れる水が不足。
ヤマソウさんから頂いてなんとか出来た。


さて、いよいよ下山。

いきなり急下降

先頭は早い

(オンマウス)


ロープを伝い・・・



30分ほどで三ッ口谷分岐

このあたりから太陽が戻った

 

沢に向かって・・・

すぐに水に到着

顔を洗う・・・気持ちいい〜


光の漏れる道

こんなシーンが良くある(笑)
(オンマウス)



最高の下山ルート

とにかく気持ちいい
photo by jan

 

最後の休憩ポイントは広場のように整備されている

 

なにをしているのか?

三脚なしで頑張ってます(笑)
photo by jan

これが限界・・・

 

今年はじめて、ギンリョウソウ
オカタツナミソウ
コアジサイ


綺麗な水にはイモリやかえるが・・・

 

御在所ロープウェーの赤いゴンドラをみて、駐車場に向かう。

このあと温泉で汗を流し、楽しい一日が終了。

ジャンさん、ヤマソウさん、ROCKYさん、tomoさん、ありがとうございました。

鈴鹿遠征・・・とても楽しい一日でした。
鈴鹿へ行かれる方へ・・・「鈴鹿の山を甘く見るな」


 

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