北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

権現岳手前

2007年8月4日

 観音平〜雲海〜押手川〜青年小屋〜2450m付近〜往路下山

今年は8月に入り関東地方もやっと梅雨が明けたが、すぐに台風。
最近は梅雨明け10日もなくなってしまったようだ。

6月の鈴鹿遠征以来、山を歩いていない。
11日からの夏休みを前にちょっと心配なので、八ヶ岳の日帰りを計画した。
天気予報は土日とも曇り・・・
どうせ眺望もないのなら、翌日に休める土曜日に決行した。

下山が遅くなるのが好きではないので、自然と高速の早朝割引、通勤割引が使いやすくなる。

今日も午前4時発。
高速に乗る前にコンビニで朝のパンと昼のおにぎりを買う。
久しぶりの八ヶ岳SAで朝食。
小淵沢ICを午前6時過ぎに降りるには5分ほど早いかな。
しかし、今日は当然八ヶ岳も南アルプスも見えない。
写真は撮れないが、いつものビューポイントに行ってみると・・・
車にカメラを取りにいく。


下の田んぼにこんな風景が広がっていた。


2種類の稲を使って書いているそうだ。

 

時間調整で割引を使い、観音平着は6:20。
もっと少ないかと思っていたが、意外に車が多い。
(帰りは通路分だけを残し、一部路上まで満車)

山には登らない人もいるようだ。→
サンダルと洋服がコーディネートされてる。

 

6:30
標高1560mの観音平を出発
太陽がないので
樹林に入ると薄暗い
それでも結構花が多い
(6種類あります)

暗いのでストロボなしは
微妙に手振れです
笹原の道を進む

 

7:30
標高1880m、雲海
湿度が高く、歩き始めてすぐに汗ビッショリ、
しかし、風が強いので休むとすぐ汗が引く。

ここは絶好の展望台になっていて富士山が見える(はず)

ここで昼用のおにぎりを車に忘れたことに気付く。
小屋があるからなんとかなるか・・・
と思うもののモチベーションは低下。

雲が切れそうな気もするが・・・

 

休憩用のベンチが適度にある

イチヤクソウ

8:10
押手川(マウスオン)

 

右のまき道を進む
ここからは大岩が・・・(マウスオン)
ひとつはキノコ?
(5種類あります)
9:10

 

9:30
青年小屋到着
小屋の入口には「遠い飲み屋」の提灯が掲げられている。
青年小屋は完全にガスの中・・・
しかもかなりの強風。
後から来た若者は半袖一枚で寒い寒いを連発。
小屋の人に聞くと、今日はどうやらこのままらしい。
雨が降らないだけましということか。

さらにここで、
スポーツ飲料の粉末も忘れたことが判明。
ますますテンションが下がる。

稜線まで登ったが風が強いので帰ってきた人あり。
これで完全に下山に決定。
コーヒーを入れベンチで休む。

さらに山頂から降りてきた人が、
「鎖場は風下なので危険ではない。
花以外は何も見えないけど・・・」

カプチーノと
小屋で買ったポテトチップ

 

時間はまだ午前10時。
レインウェアーの上着を着て、少し先に行ってみることにする。

標識に従い先に進むと、すぐにお花畑になった。

 

ヨツバシオガマとシナノオトギリのお花畑
シナノオトギリは少し痛んでいて、アップは無理だった。
ここと小屋付近の花
(6種類あります)

 

さらに先に進むが、樹林帯に入ると葉についたしずくが強風で落ちてくる。
ここでまたミスが発覚・・・
ザックカバーとデジ一用の防水スタッフバッグを忘れた。

多分なくても大丈夫だろうとは思ったが、気持ちが乗らず、結局、標高2450m付近で撤退決定。

11:00
下山

 

下山時に見つけた花
(5種類あります)


午後1時10分
観音平着

ここでは晴れてきたが、
山頂方向はまだ雲の中だった。

時間も早いので、
ガイドブックに載っていたヒカリゴケを見に行く。


 

案内標識に従い進むと、1〜2分で着いた。
岩室のような穴に柵がしてあり、近くには寄れないように保護されている。



解りやすいように少し暗く修正してます。
実際に見ると鮮やかな緑色でした。(オンマウスで見た感じくらいかな)

夏山第1弾は天候に恵まれませんでしたが、以外に花が多かったです。

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