2007年10月21日
新中の湯コース登山口〜りんどう平〜焼岳(往復)
今日の焼岳登山の企画は、半年前の4月上旬に始まった。 南岳小屋のさかもとさんの冬の間のサイト「冬期休業中」 来年の4月に企画している焼岳の下見に行かれたなかで、秋にハイキングも企画中とあり、 しばらく経つと、7月より南岳小屋現地で先行受付開始との記載があった。 8月に表銀座を縦走し、南岳小屋に着いて、雷鳥の親子の撮影会が済んだ後、 秋の焼岳の予約をしたい、というと受付から1冊のノートが出てきた。 確か4人目に名前を書いたと思ったが、夏の小屋に戻ったさかもとさんは先行受付の記載も忘れていたようだ。 こうして、10月にはいると天気図を毎日にらむこととなった。 |
登山口、朝8時の集合時間は、3時半頃家を出れば間に合う。 しかし、前泊したほうが体が楽なのは間違いない。 今回は初めてシュラフを積み込み、車中泊を経験してみた。 夕食、風呂を済ませてからゆっくり出発し、諏訪湖SAで仮眠。 結構冷え込んだが、シュラフがあったので寒くはなかった。 なかなか熟睡は出来ず、朝4時半に目が覚め、SAの暖かい肉まんで朝食。 時間を読んで朝6時過ぎに松本ICを出た。 これで全区間通勤割引適用。 モルゲンロートに染まる常念岳が綺麗だ。 |
中の湯から旧道を進み、何回目かのカーブ。 黄葉の向こうに雪を被った前穂が見えた。 駐車場は既にいっぱい。 登り始める人のなか、穂高を見る人が・・・ 声を掛けるとやはり今日の参加者の方でした。 一人は冬の燕でご一緒した方で、 もう一人は掲示板で名前を知っている方。 さらに集まった人のなかにも燕で一緒だった人たちが・・・ さらに昨年の春、槍ヶ岳でお会いした人、 さらにさらに、2年前の大キレット・・・ 長谷川ピークですれ違いお話をした人・・・ 氷点下の朝、冬の帽子でちょうど良い。 |
駐車場から見える穂高は白く雪を被って青い空に映えている。 山頂ではどんな景色が待つのか、期待が高まる。 |
8:15 スタート |
まずは水平移動 |
ブナがひかっている |
足元の笹に雪が・・・ |
向こうの斜面にも雪が残っている。 |
衣類を調整し、急登開始 |
見上げれば青空に紅葉 |
足元には雪 |
笹原も雪 |
融けたところは滑りやすい |
木の橋も要注意 |
倒木のトンネル |
9:40 小休止 |
足元は雪 |
空が開け、樹林の向こうに・・・ |
噴煙を上げる焼岳を見ながら・・・ |
10:05 りんどう平でエネルギー補給 足元は雪が融けぬかるんでいる |
目の前に噴煙を上げる焼岳 | |||
穂高は樹林の向こうに・・・ |
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左に目をやれば、笹原の斜面 |
ナナカマドはかなり葉が落ちてしまっていた |
休憩後、笹原を進み、旧道を少し戻ったところが穂高の絶景ポイント しばし撮影タイム |
10:40 登り再開 |
シラタマノキ(?) しばらくはたくさん・・・ |
梯子を登り |
振り返れば・・・ |
急斜面の向こうの霞沢岳も雪化粧 |
遠く南アルプス 左奥の甲斐駒の右には富士山の頭も見える(写真では無理かな) (クリックで大きくなります) |
やがてまわりから笹が消え |
噴煙が近くなる |
登る |
あと少し |
目を横にやれば、乗鞍がすぐそこに見える |
鞍部に着いて目に飛び込んだのが、対岸の笠ガ岳 南岳で見るよりも鋭角にとんがって見える |
ゆっくり景色を見れば、下のほうに火口湖が見える |
噴煙の脇をとおり |
北峰への岩登り |
北峰には行かず向こうの斜面に・・・ (あとで写した北峰山頂からの写真です) |
そこからの景観にザックをおろすのも忘れ、撮影開始(笑) 穂高から上高地 帝国ホテルの赤い屋根が綺麗だ |
笠ガ岳から裏銀座、槍穂のパノラマ ゆっくり流れる飛騨側の雲は信州側に入ったところで消えてゆく (クリックで大きくなります) |
お世話になったお二人・・・ 3年前の天狗岳雪上訓練から山の楽しさを教えてもらった |
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撮影中・・・さかもとさん |
撮影後・・・福田さん (クリックで福田さんのHPへ) |
青空の下、ランチタイム 食後は福田珈琲店の珈琲も・・・おいしい |
さらに撮影中 |
河童橋から大正池まで一望できるポイントを教えていただく (クリックで大きくなります) |
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下山前に北峰による | |
噴煙の脇を登り |
山頂標識の向こうはやはり穂高 |
南峰の向こうには乗鞍岳 |
午後1時 下山 みんなまだ下りたくなさそう・・・ |
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下山 |
1班 噴煙脇通過中 |
下りは早い |
りんどう平で記念撮影 |
下りの難所はぬかるんだ登山道 |
急下降前に最後の休憩 |
光るブナ |
午後3:30駐車場に着いた |
1日で雪もだいぶ消えてしまった (マウスオンで朝の穂高) |
いつも見るだけだった焼岳は登ってみたら最高でした。 ご一緒した皆さん、ありがとうございました。 |