北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

雁ヶ腹摺山

2007年10月6日

 大峠〜雁ヶ腹摺山(往復)

この秋、三度目の3連休。
3日目は傘マークが出ているが、土日は天気が良さそうだ。
日帰りで近くの山・・・
一度計画していけなかった「500円札の富士山」に会えるかな。

前夜、少し雨がぱらついたのでちょっと心配だった。
が、起きてみると三日月が綺麗に見えた。
支度を終えて外に出てみると・・・
東の空がオレンジに変わってきた。

空には三日月と、明るく輝く星。

これなら富士山に会えるかもしれない。

 

3連休の初日。
混む前にと午前5時20分に乗った中央高速はやはり車が多い。
それでも順調に進むが、相模湖の手前でスピードが落ちた。
普段渋滞するところではないので変だなと思っていると、
登り車線でトラックが横転しており、登りは1車線になっていた。
(これが帰りに影響するとは思っていなかった。)
この見物渋滞だったようで、その後は順調に進む。

午前6時40分、大峠の駐車場に着いたときは半袖では寒かった。
駐車場には2台目。
(帰りに数えたら駐車可能台数は11台、3台が路肩駐車でした。)

 

大峠、標高1650m。
今日は標高差300mの登り。

 

左への登りは黒岳の登山口。
道路を渡ったところ雁ヶ腹摺山の登山口。

午前6時55分。
まだ日が差してこない登山道はひんやりしている。

すぐに小さな沢に橋が架かり、脇には水場。
コップもかけてある。



 

このあたりも昨夜は雨が降ったのだろうか。
登山道は濡れて滑りやすい。
周りの草も濡れている。

      

倒木のゲート

トリカブトが頑張って咲いている


日が差し込み、汗が出てきた



これだけが紅かった

    

雲の上に富士山が現われた。
山頂で見える保証はないので、しばし撮影タイム。

 

見ている間にも雲が流れ、富士山は見えたり隠れたり・・・
雲に隠れたところで、山頂までもうひと登り。

既に下山してくる人もある。
二人目の下山者とあったところでお互いにビックリ。
10年ほど前に一緒に仕事をし、その後会社を早期退職した方だった。
山に登っていることは知っていたが、こんなところで会うとは思わなかった。
しばし近況をはなし、何処かの山での再会を楽しみに分かれる。

    

7:55山頂。
500円札の富士山の撮影地の表示がる。

昭和17年11月3日 午前7時15分頃とある。
山頂標識の標高は1857m。
地図にある1874m地点は少し北に行ったところのようだ。


 

山頂でも雲に隠れたり・・・
上のほうは青空に秋の雲が綺麗だ。

 

「やはり雪を被った富士山が良いですね。」
と、一緒に山頂に来た人と話す。

ところが、今日が今年の富士山の初冠雪だったようだ。
帰りに車のラジオで言っていたので、家で写真を確認すると、何となくうっすらと白い。
(オンマウス)

  

このあと富士山は雲に隠れた。
もう一度現われるのをコーヒーを飲みながら待つがどんどん厚くなる雲に下山。

9時前に駐車場に着いたが、どうもすっきりと雲が取れないので今日はここまで。

初冠雪の富士山に会え、ちょっとついている気がした。


おまけ

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