北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

乗鞍・位ヶ原

剣ヶ峰を目指して

2008年3月25日〜26日

 1日目:乗鞍高原スキー場〜ツアーコース〜位ヶ原〜位ヶ原山荘
2日目:位ヶ原山荘〜鳥居尾根〜乗鞍高原スキー場

2007年4月6日 「冬期休業中」に乗鞍岳・剣ヶ峰の写真が載った。
一度行ってみたいものだと思ったが、剣が峰はやはり難しそうだ。

その年の5月に、位ヶ原山荘までバスで上がり、雪の乗鞍を経験したが、
秋になって、冬期休業中・一緒に行きましょうの予定が発表されると、剣ヶ峰が組まれている。
はたして自分に行けるものか不安だったので、さかもとさんに聞いてみると、大丈夫でしょうとの返事。
今年の冬は乗鞍岳・剣ヶ峰が目標となった。

春の晴天は3日と続かない、の言葉通りの天候。
それが、出発日は晴れの予報となり、松本に向かう「あずさ」の車窓。
今日は山の景色のオンパレード。
右の車窓からは、五丈岩、八ヶ岳・・・
左の車窓からは、富士山、オベリスク、甲斐駒・・・
そして、やがて北アルプスも綺麗に見えてきた。

松本駅から乗鞍高原に向かう車からも乗鞍岳が綺麗に見えている。
スキー場の駐車場に着く前のビューポイントで一枚。
・・・雲が出てきた・・・

  

そして、駐車場で軽く腹ごしらえをし、リフトに向かう頃には、ちょっと雲が増えてきた・・・

 

ゲレンデをリフト乗り場まで少し登る。

ここから2本のリフトを乗り継ぎ、
ツアーコースの入口へ向かう。

大きなザックを背負ってのリフトは
空身のスキーの時とは勝手が違う。

二本目のリフトの降り場では、係りのおじさんが、
「荷物が引っ掛かってないか気をつけて」
「降りたら、走るつもりで・・・」
と、注意を呼びかける。

そして、ツアーコースの入口に到着。
すぐ先に、最初の急登が見えている。
いよいよ位ヶ原に向けてスタートだ。

 

最初の急登・・・
短いがかなりの傾斜だ。
乗り越えたところで一息いれる。
遠くに雲が見えるが、このあたりは太陽の光がいっぱい。
風もなく、暑い・・・

photo by Sakamotoさん

 

ここからはなだらかな登り

しばらくすると剣ヶ峰が見えてきた。
雲が流れているが、青空も見えている。
このまま晴れていて欲しい・・・

 

さらに登り、穂高が見えてきたところで小休止。
こちら方面も雲が広がるが、吊尾根が綺麗に見える。
(オンマウス おやきでエネルギー補給)



位ヶ原を目指して出発
2度目の急登の前に見える剣ヶ峰は雲が少ない。
このまま、このまま・・・

 

急登が終わったところで、標高2500mのカーブミラーのところを集合場所に自由行動。

 

斜面を登りつめたところに広がる景色は・・・
(クリックでパノラマ)

 

剣ヶ峰から朝日岳・・・
(クリックでパノラマ)

  

槍穂
この写真では槍の穂先がはっきり見えないが・・・
(クリックでパノラマ)

 

槍穂をバックに記念写真を撮ったところで位ヶ原山荘に向け下山。

トレースのない雪の上をそれぞれのコースで下る。
やがて、下のほうに位ヶ原山荘の赤い屋根が見えてくる。

 

あっという間に山荘に到着。
まだまだ空は青いが・・・
中は、ストーブが中央にある吹き抜け

 

コーヒーを飲み、のんびりした時間を過ごす。
・・・午後5時半、夕食前の天気予報では全て傘マークがついている・・・
でも、それは忘れて、夕食。

今夜は4人だけの宿泊なので、コタツで鍋の夕食・・・なんと贅沢

これだけではありません
鍋の肉は・・・鹿
そして今夜の炊き込みご飯の肉は・・・熊

初めて食べた・・・

 

夕食後、暗くなったところで、外へ出てみる。
やはり、雲が薄く広がっているようで、東京と同じくらいしか星が見えない。
それでも、写真を撮ってみようとカメラを持って戻ってみると・・・

かなりの星が見えるようになってきた。
人工衛星の動きもはっきりと見える。
ふたご座流星群は?
と見つめるも、小さな流れ星がひとつ・・・

結局、写真は使えるものは残らなかった。

                   


さて、明日の天気はどうだろう・・・
2日目へ


inserted by FC2 system