北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

焼岳

2008年4月5日〜6日

 1日目:中の湯〜焼岳登山口雪上訓練
2日目:中の湯〜りんどう平〜焼岳(往復)

昨年の秋に行った焼岳ハイキングは、この日の雪の焼岳登頂の必須課題だった。

雪山を歩くために必ずやっていること・・・
それは無雪期に一度は歩いておくこと・・・
これまでも必ずそうしてきた。

そして、雪の焼岳へ・・・

スーパーあずさの車窓からは前回以上に綺麗に山が見える。
塩尻駅の手前で左の車窓に見えたのはあとで聞いたところ、やはり穂高だったようだ。


電車が30分遅れ、松本駅に集合したのは3名。
メンバーが誰かは事前には知らなかったが、既に顔なじみの皆さんだった。
そして、残りの参加者との集合場所は・・・
乗鞍高原の蕎麦屋・・・10日前の位ヶ原の帰りに寄ったお蕎麦屋さんである。
いただいたのは「のりくら膳」

イワナのから揚げ
手打ち蕎麦
骨せんべい

これは別メニューです・・・
イワナのから揚げはポン酢をかけて、頭からしっぽまで・・・

  

食事を終わってから見上げた空には、前回は見えなかった乗鞍岳が綺麗に見えた。

 

満腹の皆が向かったのは今日の宿「中の湯旅館」
玄関前からは駐車場の向こうに穂高がくっきりと聳えている。
そして、駐車場の入口にあるグレーのモニュメントは木に彫ってある生き物たちだった。

 

なんと部屋の窓からも、屋根越しに穂高が見える。
なんと贅沢な部屋だろう。

    

今日は雪上訓練。
完全装備で夏の駐車場まで上がる。
しかし先日降った雪が柔らかく、スノーシューかワカンを履いて登る。
そこからはさらに綺麗に穂高が見える。

(マウスオンで中央にジャンダルム)

  

さて、雪上訓練は・・・
急斜面の雪を踏み固めても、滑るほどにはならず、滑落停止訓練もなかなか滑らない・・・

次はフィックスロープの登攀練習。
テープスリングの結び方はヘッドオン・・・
プルージックは出来るように練習してきたが、それは細引きのときで、
テープスリングの時はコチラの結び方だそうだ。
家に帰ってから調べたら、クレムハイストノットと呼び、プルージックよりも簡単に結べるとあった。

フィックスロープの登攀
ヘッドオン

上には動くが、下に力が加わると動かない。
こんな確保の見本も見せていただいた。

 

ビーコンによる捜索訓練・・・
頭上にはうっすらと虹がかかっている。
(マウスオン)
虹が出るのは空気中に水蒸気が多いから・・・
明日は見えないかもしれないから、写真を撮っておいたら・・・と脅かされる。

 

宿の戻る頃には冷え込んできて、雪面が少しカリカリしてきた。

温泉に入り、夕食は・・・
左上の土鍋の中は・・・
アツアツの豆腐の出来上がり・・・
イワナの塩焼き、てんぷら、けんちん汁と出てきたが、写真を撮るのを忘れ、ひたすら食べる。

 

食後は一部屋に集まり、酒・・・約2名はコーヒー・・・
天気予報は明日は夕方まで晴れるという予報。

期待できそう。

                   


さて、明日の天気はどうだろう・・・
2日目へ


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