北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

丹沢表尾根縦走

2008年11月15日

菩提峠〜二ノ塔〜三ノ塔〜塔ノ岳〜小丸尾根〜二俣〜表丹沢県民の森駐車場

春に企画した丹沢表尾根縦走・・・
その時は天気が悪く、鍋割山〜塔ノ岳を廻って下山コースになってしまった。

その時から紅葉の時期を待っていたが、先週は雨で中止。
そして、午前中晴れの予報の本日、やっと実施となった。

 

家を出ると、星も月も見えずちょっと心配になった。
しかし、待ち合わせの表丹沢県民の森駐車場に着く頃には空は晴れてきた。
ROCKYさんの車を置き、1台で渋沢駅に・・・
ここでえびさんと合流だ。

TGT(チーム厳冬期燕)で年末燕岳を目指すには冬靴が必要だ。
えびさんのプラブーは昨年アイゼンで穴を開けられてしまったので、しまってある冬靴で行く。
・・・が、最初履いた時からまめが出来てしまい、足慣らしをしたいと言っていたので、この縦走にお誘いしたのだが・・・
ROCKYさんはえびさんと初対面とはちょっとビックリ


7:30 菩提峠駐車場に到着
太陽の光はないが、上空は青空が広がっている。
このまま晴れてくれないかなぁ・・・

 

登山口
塔ノ岳まで6.1km
いきなりかなりの急登が始まる。
日があたり始め、すぐに汗ビッショリ
樹林帯を抜けるとこんな青空が広がる

 

周りの山肌には綺麗な彩りがみえる。
登山道にはこんな実が・・・

 

8:48 二ノ塔
ここまでが一番きついかな・・・
小休止のあと、すぐ先の三ノ塔を目指す。
ここからはアップダウンの稜線歩きの始まり


 

9:08
標高1205m 三ノ塔
方位盤ではこちらに富士山
イメージできない・・・

振り返ると、先ほど居た二ノ塔がすぐそこ

 

遠くの眺望はまったくダメだが、近くの斜面を紅葉が彩る。

日のあたっているところをズームアップ
ガスが上がってきた・・・

 

次は烏尾山
三角屋根の烏尾山荘が見える。
(オンマウス)

 

お地蔵さんに見送られ下りスタート

ちょうど右の斜面にスポットライトのような太陽が・・・




そして一番の難所かな・・・
結構滑る

 

何してる?
久しぶりに見た雪虫を捕まえた・・・
(マウスオン)

笹のトンネル出現
なかは・・・
(マウスオン)




トンネルを抜けると・・・烏尾山

 

10:00 烏尾山出発
左に見える戸沢への斜面の紅葉が綺麗だ。

左斜面ズームアップ

右斜面ズームアップ

  

10:20 行者岳

10:42 政次郎ノ頭
近くは見えるけど・・・
紅くなりはじめ


11:10 新大日
塔ノ岳まで40分

マユミかな・・・

いよいよ近くしか見えなくなってきた・・・

 

11:30 木ノ又小屋

12:00 見事にガスの塔ノ岳
ピンクの帽子と手袋がかわいい
このガスの中、小さな子供連れも多い

風下側で昼食後、記念撮影
今日は三人とも黒ずくめ・・・

(photo by ebicchi)

 

下山は金冷シから大丸を越えて小丸尾根から二俣に下山するコース
塔ノ岳から下り、金冷シから大丸へは登り返すが、人も少なく、気持ちよいガスの道

             

小丸尾根に入り、ここからは下るだけ・・・というと、
すかさずえびさんから「檜洞丸から犬越路のときも下るだけ・・・とだまされた」

今度は本当に下るだけです。
下がるにつれ、足元の落ち葉の種類も変わっていくのが楽しい。

樹林帯に入ると雨がポツポツ落ちてきた。
自然と下るペースが速くなる、が下りが苦手なので最後尾。

先頭を行くROCKYさんがストップ。
足元が柔らかくなり、どうも登山道ではないようだ。
ここまでも、踏み跡は二本に分かれたりしながらの下山だったが、どうやら間違った踏み跡をたどってしまったようだ。

しばらく左右を探すが登山道らしき踏み跡は見当たらず、登り返す。
同じように下ってきた人が、以前も着たがこのルートでいいと思う。
で、一緒に又下るが、またしてもストップ。

二往復目となる登りははっきりわかるところまで上り返す。
と、上のほうから「道がわかったようだ」との声がする。

ホッとして下り、ほどなく二俣の林道に到着。
一度歩いたコースなのにガイド失格でした。

林道に出ると雨がやんだ。
しっかり歩くトレーニングも出来たし、雨が上がってから林道に出られたし、結果オーライということに・・・

 

15:36 表丹沢県民の森駐車場に到着
山頂付近はガスの中

 

ROCKYさんの車で菩提峠の駐車場に向かうも、246が渋滞・・・誤算でした。
暗くなったので、車を回収した帰り道、菜ノ花台という展望台で夜景撮影のおまけ

 

晴れ男二人がいっしょになると相性の悪い丹沢のようでした。
また山頂からの相模湾を見にチャレンジしましょう。

       

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