北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

北穂高岳

2009年5月1日〜3日

1日目 上高地〜横尾〜涸沢
2日目 涸沢〜北穂高小屋
3日目 北穂高小屋〜涸沢〜横尾〜上高地

初めての北アルプスが夏の北穂高岳だった。
それからは北穂高岳は何度か通過しただけだった。

GWの北アルプスにも憧れたが、祭日が休みではなく、チャンスがなかった。
一度だけ、涸沢に1泊したが、それだけでも大感激だった。
その後、何度か冬山も経験し、そして4月の異動で祭日が休みになった。
このチャンスを活かそうと天気予報をにらみ、5月1〜3日に照準を合わせる。

しかし、直前まで仕事が忙しく、30日はこんな姿で出勤となってしまった・・・
なんとか仕事を終わらせ、さわやか信州号にギリギリの時間に間にあった。

 

この時期は沢渡での乗り換えもなく、直接上高地に行けるのでバスターミナルに着いたのは午前5:30。
身支度を整え、おにぎりの朝食を済ませ、いざ出発・・・

吊尾根の上に飛行機雲がかかる
振り返れば、焼岳が朝日に輝く


観光客もまだいない河童橋
五千尺ホテルにもこいのぼりが泳いでいる

 

40分で明神に着いた
こんなに早かったっけ・・・
オーバーペースだと後がきつくなるので小休止

おなじみの明神岳だが、こんな山名解説版が立っていた。
(オンマウス)

 

猿が丸木橋を渡るのを眺めたり・・・

河原の真ん中の立派な木を眺めたり・・・

 

また40分ほどで徳沢に着いた
今日は調子がいいのかな・・・

テントの数はそれほど多くないが、どのテントも真っ白に霜が付いている。
いつものポイントから前穂東壁を眺める


パンをかじりながらゆっくりしていると・・・
スズメくらいの鳥が近づいてきた。
家に帰って調べたら、アカハラというらしい
(オンマウスでこちらを向くよ)






こちらはルリビタキ

 

8:30 横尾到着
横尾大橋にもこいのぼりが泳ぐ

 

重登山靴は今シーズン初めてなので、靴擦れが出来ることを忘れていた。
ここで大休止とし、バンドエイドを貼り、オーバーズボンに履き替える。
しっかりエネルギー補給をし、スポーツドリンクも補充する。
さて、いよいよ山道へ・・・


登山道には雪が現れてきた。


30分ほどで大キレットの見えるポイントへ到着
ちょうど飛行機雲をひきながらジェット機が通過する。
左の北穂高岳の山頂には小屋も見える。
(オンマウス)


ちょうど1時間で本谷橋に着いた。
今年は雪に埋まっていない。
橋を渡ったところで、アイゼンの着脱をしている。
ここでアイゼンを着け、、ストックを出す。







まずは急登からスタート
樹林帯を抜けるまでしばらくは急な登りが続く。


樹林帯を抜けると、涸沢の谷にはいる

本谷橋から1時間
やっと涸沢ヒュッテのこいのぼりが見えた。
(オンマウス)
ここからが長いんだ・・・と隣の人が呟く


右上の稜線の雪庇が影を作って綺麗に見えている。



ちょうどスキーで下山のグループ
先週の雪で気持ち良さそうだ。

 

12:35 涸沢ヒュッテ到着
宿泊手続きを済ませ、昼食はおでん

 

テラスでのんびり・・・
吊尾根から涸沢岳のパノラマ
白出のコルに向かう人が見える
(クリック)

     

除雪作業が続く
テラスにいると時々雪が舞う
タヌキ岩(トトロと呼ぶ人も)
前穂北尾根で見つけましょう

 

ここは谷底なので太陽が隠れるのが早い
16:25
そして夕食
17:30

  

暗くなるまで、山のビデオを見ながら時間を過ごす

       


夜の部へ


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