1日目 黒菱平〜八方池山荘〜八方池〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳往復
2日目 唐松岳頂上山荘〜八方池〜八方池山荘〜八方
唐松岳・・・ 車では遠いし、帰りの渋滞を避けることも困難なので、はじめからバスか電車で計画を進める。 |
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八王子 午前0:40発の「ムーンライト信州81号」 案の定、うつらうつら状態だったが、 何とか疲れが残らないほどには休めた。 そして、午前5時40分 白馬着。 駅前に降り立つと、まだ朝日はさしていない・・・ はたして晴れるのか? |
5:50発のバスで八方インフォメーションセンターに。 |
バスは和田野の森の各ホテルを回り、黒菱平への道に入る。 |
6:25 黒菱平に到着。 |
1本目のリフトを降りると目の前に白馬三山が聳える。 |
太陽の方角を見ると、下に雲海、上にもいい感じの雲が浮いている。 |
2本目のリフトへの乗り継ぎへと歩くと、 ちょっと遠くにこんな花が咲いていた。 イワショウブのようだ。 左がわはワレモコウ。 |
2本目のリフトもあっという間に高度を稼ぎ、 |
登山道にはウメバチソウとハクサンシャジンがたくさん咲いている。 | |
向こうに見えるのは遠見尾根かな。 |
花は期待していなかったが、結構楽しめる。 |
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木道の先にはさわやかな空が広がり、八方ケルンが見える。 (オンマウス) その手前、息(やすむ)ケルンとプレートのついた第2ケルンの向こうには 不帰ノ嶮がはっきり見えている。 左から3峰、2峰、1峰と名前のとおりの峰が続く。 |
7:30 八方ケルンに到着。 |
ここからは不帰ノ嶮から白馬三山がすばらしいパノラマでひろがる。 (クリックでパノラマビュー) |
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足を進めると、足元にオヤマリンドウが現れた。 花びらが開いているのは珍しい。 |
7:37 八方池を見下ろす場所に到着。 |
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この位置からは不帰3峰は頭の上しか見えないが、池に映る全体像は・・・ |
さらに登ると、先ほどよりもはっきりと八ヶ岳〜富士山〜南アルプスのパノラマが見えてきた。 (クリックでパノラマビュー) |
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10:00 唐松岳頂上山荘の到着。 |
標高2696m 唐松岳山頂 |
目の前に剱岳 |
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北を見れば不帰ノ嶮に続く稜線 |
遠くに目をやれば富士山 |
おっと、あんなところに槍穂が見える。 |
立山〜剱岳のパノラマ (クリックでパノラマビュー) |
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11:00 唐松岳頂上山荘に戻り、振り返ってもう一度唐松岳 |
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五竜への稜線 予定ではこれから五竜への縦走だが、吹流しのあたりまで行って山荘まで一度戻ってしまった。 実は登りのペースが速すぎたせいか、唐松岳への登りの途中、太腿が攣りそうになった。 下りではなんともなかったが、牛首への登りに不安を覚え、雲も広がってきたのでちょっと躊躇。 このまま下山することも考えたが、夕方から翌朝、天気が一時でもよくなると惜しいので唐松岳頂上山荘での宿泊決定。 |
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そう決まれば、小屋前でお湯を沸かし、ゆっくり昼食。 |
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午前6時の朝食が済んだ頃は、雨は少ないが暴風雨状態。 |
確かに、今日帰れればいいので、食堂に戻り、コーヒーをいただく。 |
午前7時50分、風雨はあまり弱まっていないが、 |
小屋を回りこんだところで風は一気に弱まり、 |
30分ほど下ったところで雨が止み、遠くが見えるようになった。 |
しかしそれも一瞬で、登りで通らなかった第3ケルンではまた雨。 |
しばらくすると、雷も鳴ってきた。 |
9:20 リフトに到着。あまりの速さに自分でもびっくり・・・ |