北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

丹沢表尾根縦走

2010年11月20日

菩提峠〜二ノ塔〜三ノ塔〜塔ノ岳〜鍋割山〜後沢乗越〜二俣〜表丹沢県民の森駐車場

今年もROCKYさんから秋の丹沢のリクエストが来た。
早速11月20日を候補日として準備開始。
畦ヶ丸という案も出たが、すぐにえびちゃんから今年の夏の台風で通行止め箇所があるとの情報。
結局、今年も表尾根縦走に決定した。
春の丹沢には参加できなかった山ヤさんにも声をかけ、準備万端・・・
そうこうするうち、15日になると土曜日だけ雨の予報。
なんとか好転を祈るも、2日前の18日午後5時の予報でも曇り一時雨、降水確率50%
この時期冷たい雨は避けたい・・・
前日はみな仕事なので、2日前の夜中止のメールを配信した。
翌19日、朝5時の天気予報では傘マークが消え太陽が出ていた。
気象庁を信じてまた失敗。
急いで再度決行メールを送るが、残念ながら山ヤさんには届かなかった。

 

ROCKYさんとの待ち合わせ場所、表丹沢県民の森駐車場に向かう途中、メールを受信。
いつものコンビニに買出しで停まった時に見るとえびちゃんから。
慌てて見ると「・・・乗り遅れ・・・7:56・・・」が目に入った。
よく見ると「・・・到着が13分遅れ・・・」とある。
13分遅れなら、6:56着。
よほど慌てたようだ。
「・・・焦って階段で転ばないように・・・」と返信し、無事合流。

菩提峠駐車場はまだ満車ではなかったが、去年より車が多い。
駐車場の紅葉はちょうど見頃だった。
林道を100mほど進み、縦走路スタート。
塔ノ岳まで5.8km。

 

登る途中、光を浴びた綺麗な紅葉が。
赤と黄色が一緒に輝いている。

二ノ塔手前の景観ポイント。
遠くのほうは海に蓋をするように黒い雲がある。
左のほうに江ノ島発見(オンマウス)

 

1時間ほどで二ノ塔に到着。
雪の増えた富士山をみなが眺める。
おじさんの鑑賞が終わったところで・・・(オンマウス)

 

向こうに見える三ノ塔の小屋上空も雲ひとつない青空だ。

 

三ノ塔まではちょっと登るが、意外と近い。
パウダーシュガーをまぶしたような富士山が目の前に。
(オンマウス)

 

左下に烏尾山荘。
縦走路もきれいに見え、一番高いところに塔ノ岳 尊仏山荘。
(オンマウス)

 

富士山の右には南アルプスが見える。
山名を見ようと山頂方位盤を見ると・・・「南アルプス」だって・・・
(クリックでパノラマビュー)

 

東を見ると、うっすらと高い塔が見える。
方角は間違いないので、たぶんこれが東京スカイツリー(現在497m)
(オンマウスですこし見やすく)

 

烏尾山荘へは一度下り。
結構な下りだ〜

 

標高の低い斜面で太陽が当たっているところは、パッチワークのような色模様。

 

笹のトンネルをくぐり、烏尾山荘到着。
富士山の上下に雲が広がってきたぞ。

 

書策小屋跡に着く頃には上空はすっかり雲。
里は晴れているのになぁ〜。
ベンチで休んでいると、目の前に野鳥が。
ちょっと遠い・・・なんだろう?

   

登山道に鹿出現。
近づいたら道を譲ってくれ、右の草むらに登り、でも逃げない。
そしていつしか・・・
ガス丹です。

 

塔ノ岳への最後の登りはバテバテ。
先に行ったROCKYさんはなんとか富士山に会えたようだが、
我々が着いた時は完全に雲の中。
一瞬、半分ほど姿を見せたが、昼食準備中でカメラは間に合わず。

雲の下だが、風がないので助かる。
気温は6℃だったが・・・

スープやラーメンという温かいものを食べ、コーヒータイム。


下のほうにはピンスポットの綺麗な紅葉。
さて、下山するかという頃に、上空に青空が出てきた。

                

小丸分岐で、鍋割山によることにする。
大倉尾根にも太陽が当たっている。
鍋割山荘。
写っている若者はもちろん鍋焼きうどんを食べている。

 

下山は後沢乗越から二俣へ。
標高1,000mを過ぎると綺麗な紅葉が現れてきた。


ミズヒ沢を渡り、林道に出ると、四十八瀬川沿い。
綺麗な紅葉を見ながら・・・でも、大きな石が多く歩きにくい。

 

二俣には新しく橋が架かっていた。
結構バウンドする・・・
西山林道から表丹沢県民の森駐車場へ
ススキと向こうの紅葉

 

3時半、駐車場着。
久しぶりの長歩きでさすがに疲れた〜
ROCKYさんの車で菩提峠に行き、縦走終了。

帰りのラジオでは「今日は一日お出かけ日和でした。」
やっぱり、里の天気と山の天気は違うな。

とても楽しかった。
ROCKYさん、えびちゃん、ありがとう。

       

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