北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

木曽駒ヶ岳

1日目 千畳敷ホテル〜極楽平〜三ノ沢分岐(往復)
2日目 千畳敷ホテル〜乗越浄土〜木曽駒ヶ岳(往復)


燕岳年越し山行は今年も悪天候の予報に中止とした。
さて、今年の冬山はどうするか・・・
「冬季休業中」の「一緒に行きましょう」の2月ガイドプランが掲載されるのを毎日チェックし、
2月19日〜20日の木曽駒ヶ岳をすぐに申し込む。

 

八王子発7:29の「スーパーあずさ1号」
この時間ならいつもどおりに起きれば良いので、
睡眠不足にもならない。

 

途中でピックアップしてもらい、
菅の台バスセンターでは10:12発のバスに乗車

しらび平からロープウェイに乗り継ぎ、
11:00過ぎには標高2612mに到着した。

中間点のすれ違い。
窓ガラスが曇ってきた。

 

千畳敷ホテルはすぐにチェックインが出来、部屋に荷物を運び、まずお茶。
一気にこの高度なので高山病にならないよう水分を多めに取る。
一服のあとは千畳敷ハイキング。

外に出ると目の前にこの景色が広がる。
左のピークが宝剣岳

(白飛びして見にくいが) 
中央のトレースは明日登るコース。
右端に見えるトレースのあたりをワカン、スノーシューで少し登る。

 

少し登っただけだが(戻ってから確認すると50m程度だったようだ)宝剣岳が近くになった。

 

このあたりでも結構急斜面

                    Photo by sakamoto

 

下を見れば、今日の宿「千畳敷ホテル」
 

 

一度部屋に戻り各自昼食。
このところ山の昼はカップヌードルミニとおにぎり。
あすの行動食のパンをひとつ追加で午後の部に備える。

午後1時を過ぎ、千畳敷カールにも岩峰の影が伸びてきた。

 

 

見上げる稜線には雪庇が張り出し、雪煙が上がっている。
右のピークはサギダルの頭

 

午後は極楽平へ・・・
先頭を交代しながら、トレースのない斜面を進むことも経験。

1か所休憩できるポイントをルートに入れてもらいほっと一息。


                                                 Photo by sakamoto

この光景を千畳敷ホテルから撮影した方が翌早朝、声を掛けてくれた。
いただいた名刺はプロの写真家。
後日送っていただいた画像は幻想的だった。

その写真はこちら

 
 撮影はフォトグラファー斎藤裕史氏
「ふっても晴れても写真日和」というブログをご覧ください。

 

登りつめた極楽平から振り返れば南アルプスが広がる。
富士山も見えている。

 

稜線に出ると風は強いが、飛ばされるほどではない。

                                                 Photo by sakamoto



緩やかな稜線歩きは時々立ち止まり、景色に目をやる。
左には雪の稜線の先に三ノ沢岳。

 

さらに向こうには御嶽山
こんなに大きく見るのは初めてだ。
(オンマウス)

 

  

見上げたときの雪庇のあたりだろうか、風紋が綺麗だ。

 

午後3時 三ノ沢分岐に到着。
目の前に宝剣岳、左に中岳を挟んで奥が木曽駒ケ岳。
(オンマウス Photo by sakamoto)

 

ここで15分休憩。
風がよけられる場所に腰を下ろす場所を作ってもらう。
そこから見下ろす千畳敷カールには今いる稜線の影が伸びる。

こわごわ足を伸ばし決死の撮影(笑)
(オンマウス)

 

しばし撮影タイム

 

富士山もはっきり見える。

 

南アルプスのパノラマ
(クリックでパノラマビュー)

 

左奥に御嶽山、右奥に乗鞍岳
 

 

帰り道、極楽平からみた南へ連なる山並み

  

下り始めは安全のためロープを繋ぐ。
これだけで安心感が高まる。
下りは順調・・・間に合わないかと思っていたTV番組「山ガールが行く」に間に合った。

風呂に入り、鍋の夕食に大満足。

そして、午後7時 夜の部の始まり

                 

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