北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

岳沢

上高地バスターミナル〜岳沢〜奥明神沢をちょっと登り(往復)

 

GWは岳沢に決めていた。
・・・が、余震は相変わらず続き、一人での遠出は何となく気が乗らない。
日本山岳会からの天気予報メールも荒れ模様を伝える。
29日30日なら・・・
仕事を終わり、1日休養日を入れ、30日の日帰りで計画した。

 

沢渡市営第2駐車場。
赤い三角屋根はトイレ、右に続くのが足湯。
右端の小屋は更衣室。
どれも無料なのでいつもこの駐車場を使う。

前夜、夕食後家を出て、午後10時半過ぎに到着。
車にはシュラフの寝床が作ってある。
見上げる空は満天の星。
明日の天気を期待して、すぐに就寝。

午前4時半、目が覚め、カップスープとパンの朝食。
ちょっと早めにバス停に行くと、5時から運行していた。
すぐに来た5時半のバスに乗車。

 

午前6時、上高地バスターミナル到着。
さわやか信州号はまだついていないのか、人は少なかった。

登山靴のひもを締め、GO!

   

河童橋の向こうの穂高は見えているが、雲が流れる。

  

五千尺ホテル前のこいのぼり。
気持ちよさそうに泳いでいた。

 

この日一番きれいな写真がこの焼岳だった。
噴煙も見え、晴れてきそうな空だったのに・・・
 

 

河童橋を渡り、これから登る岳沢を見上げる。
小屋のあたりをズームアップ(オンマウス)

 

朝日が当たってきた。
 岳沢登山口にはテント営業のお知らせ。
 

        

昨年の大雪崩の後。
倒木も片付けられ、歩きやすい登山道。

 

今年は早めに沢に出て登る。
すぐに目の前に吊尾根・・・曇ってる。

 

振り返れば河童橋が見える。
観光客はまだ来ていないようだ。(オンママウス)

 

左の斜面にはデブリ。
たくさんの箇所に見える。

 

バスターミナルから2時間15分。
雪の中から覗いた岳沢小屋とテントが見えてきた。
小屋はまだほとんど雪の中(オンマウス)

 

入口左。
夏用の案内ですね。


入り口前に雪だるま
和歌山から来たご家族の力作。
右のウサギの眼の制作に参加。
 
 

 

目の前の奥明神沢の大きな雪崩の後。
デブリを越えて前穂に向かう登山者が見える。
この中に知り合いが二人もいた。
一人は2月の木曽駒でご一緒した方、もう一人もさかもとさんのツアーでご一緒した方。
デブリを越えた先は1m位のラッセルで撤退したそうだ。

     

小屋で一休みの後、アイゼン、ピッケルを持ってきているので、途中まで登ってみた。

   

見下ろせば・・・

     

左右の景色はモノトーン。

   

 

天狗沢にもデブリ・・・

 

ここから見下ろす河童橋。
11:50 観光客が増えてきた。(オンマウス)

         

天気は下り坂なので、12:20下山。
下山は赤い旗竿に沿って下るも、最後のところでルートを見失い、少し東側の斜面を下りてしまった。
その途中から雨が降り出し、林道に出たあたりからは雷と強い雨。
あわててデジ一を防水スタッフバッグに入れ、ザックカバーも久しぶりに装着。

さらに高速も17qの渋滞。
1時間くらいの遅れで済んでよかったのかも。

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