1日目 青木鉱泉〜ドンドコ沢〜鳳凰小屋
2日目 鳳凰小屋〜地蔵岳〜観音岳〜薬師岳〜中道〜青木鉱泉
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青木鉱泉までの道は一部未舗装路もあるとのことに、深夜走行を避けるため、前夜発、双葉PAで仮眠とした。 PAをまだ薄暗い時間に出発し、コンビニで今日の朝食と昼食を購入。 |
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青木鉱泉の駐車場には午前5時前に到着。 |
建物前に行くと、左手で駐車場の受付。 1日750円×2を支払う。 右手にある黄色いのは登山届のポスト。 |
5:10、ドンドコ沢登山道へ。 |
10分ちょっとで護岸工事のため、右岸へ。 |
ちょうど朝日が当たり始めた。 あの山頂は観音岳あたり??? |
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もう一度左岸に渡り少し進むと、登山道を倒木が塞いでいる。 下を通るのはザックが邪魔なので、乗り越えやすい右の端を越える。 |
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これが間違いだった。 写真で見るとすぐ先の木に赤丸があるし、間違えようがないじゃないか。 しかし、右を乗り越えたところから見渡しても赤丸は見えなかった気がする。 そして、枯沢を登る踏み跡があったのがダメ押し。 急登20分。 だんだん足場が悪くなり、ザックを下せるところで偵察。 トラバースの踏み跡が続くが、そちらに行ってもルート表示はない。 下り10分で倒木まで戻る。 結局、40分のタイムロス。 予定より早い出発なので、時間は問題ないが、テン泊のザックを背負っての体力ロスが心配。 6:15、再スタート。 |
正しいルートは明るい巻道。 |
しばらく進むと小さな沢を渡る。 この水で汗を拭き、元気を取り戻す。 |
歩いていてまわりがふっと明るくなった。 見上げると新緑を通した光が降り注いでいた。 |
また小さな沢を渡る。 苔むした岩に小さいが綺麗な滝が流れる。 |
7:25 南精進ヶ滝に到着。 中間の滝壺のあたりにうっすらと虹がかかる。 |
鳳凰の滝の分岐を少し進むと、先行者が戻ってきた。 聞くと、近くまではいけないようだ。 樹林越しにちょっと見える流れ始めの部分。 |
このあと、急登が始まる。 ルートミスのツケが現れ始めた。 太ももが痙攣するのを騙し騙し歩く。 、9:40 白糸ノ滝に着いた。 上部は少しガスがかかっている。(オンマウス) |
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ゆっくり歩くので、いろいろ目に入る。 この赤いのはなんだったっけ? ベニコメツキ、ベニボタル、アカハネムシと似たやつがいた。 アカハネムシかな・・・ |
この小鳥は??? |
消えかかっている五色ノ滝への迂回コースの標識が現れた。 足の具合が心配なので遠回りな迂回コースはパス。 10:30 五色ノ滝の表示の場所に着くと数組の方が休憩中。 ほんの数メートルで滝が見えた。 滝壺まで降りられるようだが、ここで満足。 大分ガスが濃くなった。 |
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11:16 前方が開けた場所に来た。 正面に聳える地蔵岳が何とか見える。 |
ここまで花は少なかった。 センジュガンピ、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウ、どれも写真はいまいち。 |
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クルマユリ |
タカネグンナイフウロ |
そして12:00少し前、無事に鳳凰小屋に到着。 標高差1300m近いかなりの急登のあるコース。 テン泊装備でルートミス・・・無事ついてよかった。 受付でテントを申し込むと 「今日は混むので張る位置はこちらで指定します。」 先週からテン場は満員で遅くなると張る場所がないらしい。 混むと位置指定になるのはKATZLINさんのHPで見たとおりだ。 幕営料一人800円。 |
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左3番目の緑がマイホーム。 通路がやっと確保できるだけで詰め込まれる。 |
テントを張り、コンビニ調達のドライカレーおにぎりとたまごスープの昼食。 何とか人心地がついた後は、テントの中で横になる。 日差しがないので、13:00過ぎでもテントの中は快適だった。 テラスも食事時は満員になるだろうと、お茶と夕食の材料をサブザックに入れ、テラスに移動。 疲れているので今日はカフェオレ。 コーヒータイムを楽しんでいると、隣に山ガール二人連れ。 缶ビールを担いできたらしいが、売っているビールと同じ銘柄。 冷えてるのに変えてもらったら・・・というと小屋のお兄さんに交渉。 空き缶を持って帰ればいいということでOKとなった。 お礼にウインナーをいただく・・・これはパンに挟もう。 コーヒーも終わったのでちょっと早いが夕食の準備。 フリーズドライのポテトサラダを作り、パンに挟む。 明日の行動食も含め完成。 「そんなポテトサラダがあるんだ。」 との声に、ポテトサンドを一つ試食してもらうと好評だった。 |
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本日の夕食はおなじみペペロンチーノ。 ポテトサラダ、アメーラルビンズを乗せたプレートランチ。 オニオンスープをつけて・・・ 水が豊富なのでパスタも楽々。 ゆでた後のお湯は山ガールが湯煎に使ってくれました。 |
16:00 早々に片づけを済ませ、テーブルを譲る。 沢に降りて小屋のテラスを見上げると・・・ |
テラスから見下ろす斜面はヤナギランの群落。 まだ時期が早いので花は全くなし。 小屋の人は「下草を刈ったり、手入れしてるからね。」 |
この後はテラスからで小屋の人の話を聞く。 今年は梅雨明けも早く、暑いが、春先が寒かったので花が遅い。 下は37℃とかの気温なので上昇気流の起きる時間が早く、雲が上がってくる時間が早い。 9時までは雲海も綺麗だが、それを過ぎると山に雲がかかってくる。 上で日の出の写真を撮るなら3時出発、少し下で日の出なら3時半か4時出発。 そうか、明るくなってからを考えていたが、薄明でスタートか。 今夜は夕立もなさそうだし、明日は快晴間違いなしの太鼓判をもらう。 |
やっと雲が流れていき、地蔵岳の山頂が見えてきた。 ピークのMの字に見える左のとんがりがオベリスクだそうだ。 まだ400m近い登りが待っている。 |
小屋の上に見える斜面が西日を受け綺麗に輝いてきた。 今日のベストショットかな。 |
昨夜が満月なので、今夜は月の光が強く星空の撮影には向かない。 なので、今回は三脚なし。 18:00過ぎ、テントの戻り、横になる。 |