北アルプスに魅せられて                                         街の風景

みどりの東北 元気キャンプ

2011年7月30日〜8月2日  

東日本大震災の復興支援として会社のCSR部門が中心となって活動が検討されている。
そのひとつとして「みどりの東北元気キャンプ」への支援活動が紹介された。
会社としての支援は、寄付や物品提供。
そして、ボランティア参加の募集が行われた。
今回は4日間フル参加が4名。前半2日間参加が4名。

心のケアや野外活動の専門家により考えられた元気キャンプのプログラム。
その中で子供たちにA5サイズのスケッチブックをプレゼント。
毎日の振り返りの時間に日記を書いていく。
その時に、活動の写真をその場で渡してあげよう、という企画が考えられていた。

写真を撮るのはそれほど難しくない。
でも、その日に渡せるのは子供一人に1〜2枚。
いい顔した写真がいっぱいあるので選ぶのに苦労した。
持ち込んだプリンターでの印刷が終わったのは、初日は午前2時だった。
2日目、3日目は慣れてきて順調・・・
最終日はポラロイドを使用する企画だったが、やはり綺麗さが違う。
子供たちの昼食時間に何とか2枚/人×60人の写真をプリント。
午後の振り返りの時間に何とか間に合った。

お別れの時間にはそのスケッチブックを持って子供たちがスタッフのサインをもらっている。
何人もの子供に「ふくちょうもサインして。」と言われ、感激。

 

スタッフの手作り横断幕は手形のスタンプがいっぱい。
受付の時の子供たちの表情は緊張からか笑顔は少なかった。
 

 

小野川湖
この湖畔がキャンプ場。

 

自分がやりたくなる活動ばかり。
・・・が合言葉がこれ。
「ちょっと待て、すぐ手伝うな!口出すな!
よく見、よく聴き、よく考えよ。
我々の使命は、子どもひとりひとりのマスタリーを育むことにある。」

どんなことをやってたか・・・

  

ビストロin小野川湖
段ボールが9。
食材が入っているが、中身は解らない。
9チームがそれぞれダンボールを選ぶ。
料理の本が何冊も置いてあり、何を作るかは子どもたちが決める。
ダッチオーブンがチーム数用意されている。
 
これは???
ダチョウの卵でした。


 鶏一羽
   

ほかにも、鯛2尾(もちろん内臓つき)とか鰻(これも開いてない)、牛肉の塊とか・・・
 
 
 
火が熾るまでが一苦労。
これで1時間以上経過した頃。
スタッフの間では今日は食べられるのかな???という不安の声も。
 
   
 
 
しかし見事全チームの料理が完成。
4時間の予定が30分ほど遅くなったが、どれもおいしい料理だった。
(途中、味見もあまりしてないのに・・・)
 
 
キッシュとデザートにスイカ

鶏丸ごと野菜と一緒に・・・白玉団子
 
   

タイ風おかゆとゴーヤチャンプルー
 
 

 

カヌー・カヤック 
 

 イカダ
大きな浮き輪4つと4m位の角材、ゴムチューブ、ガムテープ。
さて、どう作る?
事前の大人のイメージでは4つの浮き輪を正方形に並べて繋ぐ・・・
でも、子どもたちは直列に4つを繋いだ
参加19人が全員乗って沖に1時間。
転覆もせず、お見事!

 ツリークライミング
   
引っ張り上げてるわけではありません。
20m上に渡したロープにプルージックで結んだスリングをハーネスに。
もう1本のスリングを足掛け用にやはりプルージックで結ぶ。
足の力を抜き、スリングを上に。
次は足に体重を掛け、体のスリングを上に。
これを繰り返すと20m上まで登れる。
最初はなかなか上に行かなかったが、そのうち順調に上昇。
ほとんどの子供が上まで到達したそうだ。


   
 待ち時間のお楽しみは・・・
森といえばやはりターザンごっこ。
別の場所では自然の蔦を使ってターザン。
残念ながらカメラアングルが確保できなかった。
 
 ツリーハウス
 丸太を探して運ぶところから・・・
 鋸もあっという間に上達。
   
 

 
矩尺を使ってセンターを出す。 
 


本日はデッキを張り、滑り台の板を仮固定するところまで。
子どもと一緒に大人も何人か上に登る。
湖のカヌーが戻ってくるのが良く見える。
 
 

 シャワークライミング
 ゴール地点。
2時間くらいの沢登り。
ゴールした子供の興奮した話しぶりが忘れられない。
   
 

 
 みどりの町計画
 子どもたちひとりひとりが町にあるといいと思うものを画用紙に描く。
描くと思っていたら、紙粘土で立体にした子も現れた。
そして最後に1本の樹に!
 

 

キャンプ中何度も歌った「にじ」
空にかかった虹は見られなかったが、参加した全員の心に大きな虹がかかった。

                                 

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