北アルプスに魅せられて                                         街の風景

九品仏−浄真寺

2012年2月28日

九品仏はサギソウが有名。
6年前にそのサギソウを見に来た時は、混雑でゆっくりできなかった。
今日は仕事の途中の昼休みがちょうど九品仏だったので、境内を回ってみた。

 

駅前からすぐに参道が始まる。
その向こうに総門。
 

総門をくぐるとすぐ左に
可愛いお地蔵様。





左に曲がって、仁王門。 


 

仁王門を過ぎると、左手に鐘楼。  



右手、築山越しに本堂。
 
右に回って本堂正面。
本堂右には仏足石。
 

  

本堂と対する位置に3つのお堂。
これはその真ん中のひとつ。

 

左に回り込んだ位置からは3つのお堂が並んで見える。
中央が上品堂(じょうぼんどう)、左が下品堂(げぼんどう)、右が中品堂(ちゅうぼんどう)
それぞれのお堂に三躰の阿弥陀如来像が安置されており、ここから九品仏と呼ばれている。

 

それぞれのお堂の阿弥陀如来の像は手の位置が違う。
 
中央の上品堂の阿弥陀如来の手は膝の上。
 

左の下品堂の阿弥陀如来の手は
右手が胸、左手が膝の上。
 

右の中品堂の阿弥陀如来の手は胸の前。
 

 

さらに、同じ堂の三躰は手の位置は同じだが輪を作る指が違う。
手が見えやすい中品堂の阿弥陀如来像の手をアップ。

中央の阿弥陀如来は親指と人差し指で。
この印相が上生(じょうしょう)。


左の阿弥陀如来は親指と薬指で。
この印相が下生(げしょう)。
 
右の阿弥陀如来は親指と中指で。
この印相が中生(ちゅうしょう)。
 

 

この季節は訪れる人も少なく、静かな昼休みが過ごせた。

 

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