北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

編笠山

2001年11月14日
観音平〜青年小屋〜観音平

もう山の空気もキリっとなっているだろうから、雪の前に一度行ってみようか、ということになり、
K氏が八ヶ岳でまだ行っていない編笠山に行くことにした。



この頃は平日が休みの私にK氏もあわせて、
K氏は新宿から、私は八王子から「あずさ」に乗ることにした。
案の定、平日の早朝は空いており、無事車内で合流。
1時間半ほどで小淵沢に到着した。

ガイドブックには駅からの徒歩ルートがあるが
観音平まではタクシーを使う。
さすがに平日のこの時期は駐車場にも1台も止まっていない。
早速、靴紐を締めなおし、スタートする。
大してきつい登りではない林を登っていくと、
1時間弱で雲海に到着。
富士山がきれいに見える展望台だ。

遠く富士山 アップで富士山

ここからは展望のない針葉樹林の登りとなる。
30分ほどで傾斜のなくなったところが押手川。
川の源頭だとのことだが、流れがあるわけではない。
小休止の後、
先に山頂に向かうと食事の時間が遅くなるので、
巻き道を通って青年小屋に向かう。
数日前に降った雪がわずかに残っている。
青年小屋までの道はなだらかな登りだが、
途中でK氏の足がつった。
しばらく筋を伸ばし、休憩する。
だましだまし進み、1時間ほどで青年小屋に着いた。

K氏の持ってきたラーメンを野菜と一緒に煮込む。
おにぎりとラーメンの昼食。+コーヒー。
ここから権現岳がきれいに見える。

権現岳

K氏の足の調子がいまいち不安なので、
今日は今来た道を戻ることにする。

幸い下りでは足がつることもなく、
2時間ほどで観音平に着いた。
快晴のなか編笠山、権現岳がきれいに見えていた。

編笠山 権現岳

観音平までタクシーが来る間にi-modeで温泉を調べる。
近くに「延命の湯」というのがあるらしい。
迎えに来たタクシーの運転手に聞くと小淵沢に向かう途中らしい。
早速行ってもらうと、「スパティオ小淵沢」というとてもきれいな建物の中にあった。

帰りの特急にあわせ、タクシーの迎えを頼みゆっくり湯につかってからの帰路となった。

晩秋の八ヶ岳も良かったな。次の機会には西岳と編笠山を回ることにしよう。

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