北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

順礼峠ハイキング

2005年3月27日
飯山観音〜白山〜狢坂峠〜物見峠〜順礼峠〜七沢温泉

3月22日、潤平さんから「巡礼峠ハイキングのお誘い」のメールをいただいた。
3月は何かと忙しく、週末もどちらか1日は出なければならない。
早速、土曜日の仕事となるよう画策し、平日の代休も中止し、万全の態勢をとる。

局長は、花粉症が酷いのと、ちょっと足に怪我をしたので、今回は留守番となった。
本厚木駅午前10時の集合は、家からはのんびり出発できる。
支度ができたところで、うるさいからと早めに家を追い出され、本厚木駅に着いたのは午前9時30分。
当然、まだ誰も来ていないと思い、ビルの中でしばらく風をよけていた。
10分ほどで退屈し、改札口に出てみると、何か呼ばれたような気がする。

ぞくぞくと集合 振り返ると、金時以来1年4ヶ月ぶりにお会いするピカリ♪さんだった。

しばらく話をしていると、サングラスをかけた葉月さんが到着。
もうひとつの改札口を見に行き、戻ってみると、潤平さん、tunaさんも着いていた。

やがて、えみ丸さん、SAKURAさんを加え、本日の参加者7名が勢揃いした。

ここから宮ケ瀬行きのバスで飯山観音を目指す。
バス停の脇にはこんな大きなトンボが・・・
本厚木駅にはたびたび仕事で来ているが、今までまったく気がつかなかった。
でも、なんでトンボなんだろう。
トンボだ

 

バスに乗り込み、一番後ろの席でえみ丸さんの隣に。
HPを開設した当初から来ていただいており、なんだか始めてあった気がしない。
そういえば、始めましての挨拶はしなかったようだ。

バスは20分ほどで「飯山観音前」に着いた。
バスを降りると、目の前に流れるのは小鮎川。
「潤平さんがカワセミを見たって・・・」と聞かされ、
あわてて川面を見つめるが、どこかに消えてしまっていた。

代わりに見つけたのが護岸のレリーフ。
やはり鮎が釣れるのだろうか。
鮎釣りと桜?

 

出発〜 階段の始まり・・・ 仁王門
金剛力士像 朱塗りの庫裡橋を渡り、舗装路を進むと、
右側に小さな山門と、それに続く石段が見えてきた。
階段を登ったところには、仁王門が立っている。
左右に立派な金剛力士像が、睨みを効かせていた。

さらに階段を登ったところが、長谷寺飯山観音の本堂だ。
金剛力士像


小さな祠
この先が本堂 龍の手水鉢

 

並んだ石灯篭の先に本堂

 

ウサギさんの女坂 軒先の組み木や、額の写真を撮り、
本堂脇を通り、白山への道に進む。
あっと、参拝を忘れた(笑)

山道に入り、ほんの少し行くと、道は左右に分かれている。
左側はウサギの案内する女坂。
右側はタヌキの案内する男坂。

迷わず(笑)女坂を進む潤平さん。
迷わず(?)男坂を進むピカリ♪さん。

迷いながら(笑)男坂を進むが、ずっと、木の階段が続く。
かなりきつい・・・
1ヶ月ぶりの山歩きに、この階段はつらかった。

しかし、先を行くピカリ♪さんの早いこと。
息も切らせず前に進み、ついに山頂まで追いつけませんでした。
タヌキさんの男坂

 

長谷の森を進む ベンチや・・・



石碑が・・・
撮影中・・・でも、追いつけない・・・

木の階段に苦しめられながらも、15分ほどで白山山頂に到着。
女坂からのほうがもう少し時間がかかるかと、山頂にあるベンチとテーブルでちょっと休憩する。
案内板を見ると、北の方、2分のところに白山池という表示がある。
どんな池かちょっと偵察に行ってみた。

すると、白山神社の脇に小さな水溜りがあり、脇には龍がいる。
脇に立てられた白山神社縁起には、
「この池はいかなる旱魃の時でも、池の水が枯れることがない。」と書いてある。
標高300m足らずとはいえ、ここは山頂である。
いまでも、枯れないのだろうか。

白山池 白山神社

 

偵察を完了し、ベンチに戻って休憩していると、
ピカリ♪さんの携帯に連絡が入った。
女坂組は山頂の手前の展望台にいるようだ。
と言っても、たぶん呼びかければ聞こえる距離である。

展望台で小休止である。
まわりの木を見ると、梢がかなり風に揺れている。
上空は強い風が吹いているようだ。
低いとはいえやはり山頂である。
同じことを今日はじめてお会いしたtunaさんも感じていたようだ。

展望台からの景色を楽しんだ後は、いよいよ順礼峠に目指し、峠道を下る。
急な階段もあり、緩やかなくだりもある。
1ヶ所、急な登りもあった。
のんびり歩いて20分ほどでむじな坂峠に着いた。

 





 

標識には
「むじなとは獣の狢ではなく、この付近の六つの地名、
つまり、ムツナがムジナになった。」とあった。

ザックをおろし、のんびり休憩する。
さらに、このままここで食事を取ることになった。
早速、コーヒーを淹れる。
一人だとパックのコーヒーで済ますが、
こういう時は朝挽いてきた豆で入れるのが楽しみである。
みなさんに飲んでいただくのがなんとも嬉しい。

1時過ぎ、重い腰を上げさらに南に峠道を進む。
ものの10分ほどで次のピーク、物見峠に着いた。
ここには数人のハイカーが休憩している。
物見峠の名前のとおり、綺麗な景色が広がる。
 

次のピークではワンちゃんが休憩中。
ご主人様曰く「臆病なんですよ。」

このピークを過ぎたところで、初めて先頭に出て、前からのショットを狙う。 成功。

 

この後はSAKURAさんの後について、花の勉強。
ウグイスカズラ、オニシバリしっかり覚えたが、写真は失敗。
このヤブレガサの一家と、前のスミレだけが見せられます。

 

午後2時。
今回のハイキングのタイトルになった順礼峠に着いた。
この標識にも名前のいわれが書かれていた。
まわりにはアセビの花が綺麗に咲いていたが、
強い風に揺れ、結局一枚も残せなかった。

ここからはせせらぎの道を七沢に下る。
ピカリ♪さんとSAKURAさんが
花を撮りながら最後尾になり、
思わず待ち伏せしてパチリ。

午後2時半。
七沢森林公園の「森のかけはし」に到着。

 

森のかけはしの傍らでしばし談笑。
すると、tunaさんからイチゴの差し入れ。
これがなんと冷えている。
ザックの中には保冷バッグが忍んでいた。
ごちそうさまでした。

このあと、七沢温泉「盛楽苑」で「湯船の真ん中で天井を見続ける男」と一緒になったのである。
(詳しくは潤平さんのレポをご覧ください。)

午後4時18分のバスで本厚木に戻り、バスを降りたところで潤平さんがこれから行くお店のプリントを出す。
「ガイドブックも地図も忘れた。」と、レポにあったが、夜の部は完璧でした。
なんと人数分のクーポンも印刷済み。
午後5時から3時間。
生ビール1杯で楽しませていただきました。
ここで、葉月さんと中国の話で盛り上がる。

ピカリ♪さんの頼んだ焼きうどんはみんなでおいしくいただきました。

久しぶりの山歩きはとっても楽しい一日でした。
みなさん、どうもありがとうございました。

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