北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

金時山 2

2004年1月4日
公時神社〜金時山〜長尾山〜乙女峠〜公時神社

元旦の高尾山は人の山で、2004年の山行始めとはほど遠かった。
長かった9連休も今日で終わり。
明日からの仕事を考えると、あまり遠い山へは行けない。
そこで、昨年12月にたくさんの皆さんと会った金時山に行くことにした。
3が日の天気は最高だったので、前回は見ることが出来なかった富士山にも会えるかもしれない。

午前5時、いつもどおりの早い時間のスタート。
御殿場インターに近づく頃、明るくなって、うっすらと富士山も見えてきた。
乙女峠では朝日の富士山を狙って三脚が何台か立っている。
裾のほうに靄がかかっており、空には雲も多い。
ここで富士山を狙ったほうが良いかな、とも思ったが先を急ぐことにした。

まもなく公時神社の駐車場に到着。
ちょうど1台の車から小さな女の子を連れた家族が出発したところで
駐車場には2台目の到着だった。


今日は金時山から乙女峠をまわることにする。

公時神社は鳥居にも鉞にも注連縄が張ってある。

 

ここからの道は昨年通ったところなので
まだはっきりと覚えている。
前回は「金時宿り石」を過ぎたあたりから
ガスが出て展望はまったくきかなかった。
今日は視界が開けると景色がよく見える。
下に見えるのは仙石原GC。
まもなく矢倉沢峠からの道と合流する。
芦ノ湖は靄で霞んでいる。

ほどなく山頂に着いたが、残念ながら今日も富士山は見えなかった。
一瞬、山頂が見えたがカメラを構える前に雲に隠れてしまった。 

みそ汁とおにぎりでエネルギー補給をしたが、
雲が切れる気配はなく、むしろ厚くなってきたような気がする。
そのうち、風花が舞ってきた。
これ以上粘っても、富士山はあらわれそうもないので乙女峠に向かう。

岩場の下りからしばらく下りが続き
その後、登りになる。
そして、ピークを越える。

 

再度、下り、登り返したところが長尾山頂。
多少広くなっている程度で、何もない。

目を下に向けると芦ノ湖が大きく見える。

やがて乙女峠に到着。
しかし、富士山は姿を現さなかった、

残念ながら、今回も富士山はお預けとなった。
このあと、「勘太郎の湯」に寄り、温泉と釜飯の昼食を食べ、
箱根湯本に向かったが、大平台あたりから渋滞。
御殿場をまわったほうが早かったかもしれない。

金時山からの富士山は、またお預けとなった。

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