北アルプスに魅せられて                                         街の風景

ちょこっと箱根

2007年7月27,28日

なかなか梅雨の明けない7月。

ぶらっと箱根に行って見ました。

 

小田原から国道1号線で箱根に向かう。
この路は正月恒例の箱根駅伝のコースだ。

見覚えのある復路の小田原中継所から駅伝のイメージで走ってみた・・・もちろん車で・・・

箱根湯本の駅を過ぎ、函嶺洞門、大平台ヘアピンカーブとテレビ中継でおなじみのところを通過。
さらに、宮ノ下、小涌谷踏み切りと上り坂が続く。
こんなところを走っているんだ・・・と感慨ひとしお・・・

小涌園を過ぎたところで小休止。

電車の中吊広告で見た「千条の滝(ちすじのたき)」によってみた。






高さ3m、幅20mほどの小さな滝だが、静かな森の中にあり、とてもいい雰囲気だ。

 

たっぷりとマイナスイオンを浴び、ふたたび駅伝コースに戻る。

恵明学園の前を通り、湯坂路入口を過ぎた芦之湯のあたりはまだ紫陽花が綺麗だ。

 

標高874mの国道1号最高地点の標識を過ぎるといよいよ下りだ。

このあたりは元箱根石仏・石塔群と地図に載っている。
右側に見えてきた精進池のほとりに「元箱根石仏・石塔群 保存整備記念館がある。



記念館に入るとこんな文字が・・・
「ここに石仏と石塔が築かれた鎌倉時代、この地は地獄と呼ばれていました。」

近くには磨崖仏や五輪塔があり、地蔵信仰の霊場だったようだ。→

(オンマウス)

 

さらに下り、元箱根の鳥居をくぐる。
ここからは芦ノ湖沿いの緩やかなアップダウンの道だ。
駅伝中継でこんな路の記憶はなく、ふたりとももうゴールは過ぎちゃったのか、と思ってしまったが、
やがて、見覚えのある最後の直線コースに出た。

信号を曲がったところがゴール。
「東京箱根間往復大学駅伝競争往路ゴール」
の標識が立っている。
(反対側は復路スタートとなっている。)

その脇はこんな立派なミュージアム。

 

そして、芦ノ湖といえば、海賊船。
(オンマウス)

海底の沈没船には綺麗な魚が群れる。

(水族館です)

翌日、晴れてきそうな感じだが、駒ケ岳はガスの中。

ロープウェーの切符売り場では、
「上はガスで何も見えませんが、いいですか?」と確認される(笑)
山の天気はどう変わるかわからないでしょう。

 

上がるにつれ、ゴンドラはガスの中に入って行く。


ガイドのおじさんが、まわりを説明するが、やがて
「下はハコネクマザサが綺麗です・・・何も見えませんが・・・」

 

ところがなんと、頂上直前で突然雲の上に出た。

この雲の中から飛び出してきた。


そして、ほとんど雪のなくなった富士山がなんとか姿を現す。

 

この季節はシモツケソウの赤が綺麗だ。
シモツケソウ
シモツケ(かな))
ホザキシモツケ

 

山頂にある箱根元宮神社

 

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