北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

三頭山

奥多摩トレーニング その5

三頭山山頂

2001年5月5日
都民の森〜三頭山〜イヨ山〜小河内神社前

今回は、奥多摩三山の最高峰三頭山である。
西原峠から槇寄山を経由するルートがガイドブックにあるが、
歩行6時間とあり、もう少し楽をしたいのと、
三頭大滝を見たいからという理由で都民の森から入ることにした。

 

武蔵五日市の駅から数馬行きのバスに乗る。
登山姿の乗客はほとんどが
仲ノ平のバス停でおりてしまった。
終点の都民の森でおり、
バス通りを少し戻ったところに
「檜原都民の森」けやきの路の入口がある。
道はまさに公園内の散策路として整備されている。
けやきの路

 

しばらくすると、
メインの入口から来る大滝の路と合流。
こちらはさらに整備され、車も通れるくらいだ。
ものの10分ほどで三頭大滝につく。
近くに滝見橋と命名された吊り橋がある。
滝はそこそこの大きさだ。
どなたかのホームページで
全面結氷した滝の姿を見たが、
ぜひ、その時期に来てみたいと思った。
滝見橋 三頭大滝

 


石山の路
深山の路 ここから、
大沢山を通って三頭山に向かうために、
石山の路、深山の路とたどることにする。
路はそこそこ登山道らしくなってきた。
道端にはときどき花が顔を見せる。

 

大沢山からの景色 山道を登り、大沢山到着。
残念ながら、
期待していた富士山は
見えない。
少し下ったところに
綺麗な避難小屋がある。
三頭山避難小屋

 

三頭山西峰山頂

避難小屋をすぎ、20分ほどで三頭山山頂に到着。
山頂標識は中央峰とあるが、
ガイドブックには西峰が正しいと書いてある。
例によって、雑炊とコーヒーのあと、周辺を散策する。

三頭山東峰山頂

 


雲取山

大岳山

 さて、いよいよ下りである。
山頂で騒がしいおばちゃん3人軍団と一緒だったので、
わずらわしくないよう早めに出発する。

さあ、
北に向かって下り始めだ。
入小沢ノ峰
ここまでは
歩きやすい道だったが…
何と、ここから急坂が…
木の根が階段代わりだ。

ツネ泣峠
本当に泣きたくなる下りだ。
少し登ったところが
ヌカザス山
また、急な下り坂が始まった。
この道は上りには
使いたくないなぁ。
それでも、遠くに奥多摩湖が
見えてきた。

急坂が一段落したところで、
イヨ山に着いた。

やがて、湖に到着。
遠くにドラム缶の浮橋が
見えてきた。
目の前にはまだ登っていない奥多摩三山のひとつ
御前山が綺麗に見えている。
浮橋を渡って、
今日のルートは完了した。

バスの時間まで少しあり、休憩している間に
あのおばちゃん3人組が追いついてきた。
バスの中では静かだといいな…

今回はそろそろ花の季節の始まりだった。

山で出会った花たちへ

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