北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

三頭山

2005年5月8日
数馬駐車場〜けやきの路〜三頭大滝〜ブナの路〜ムシカリ峠〜三頭山〜ブナの路〜鞘口峠(さいぐちとうげ)〜数馬駐車場

GWは普通の週と同じに土日だけの休み。
遠出はできないが、やはりどこかに出かけたい。
高速を使うと、帰りにGW最終日の渋滞にあいそうなので奥多摩に出かけることにした。

ちょっと用事があり、家を出たのは午前8時過ぎ。
途中の道路は空いていたが、武蔵五日市の駅前はバス待ちの人でいっぱいだった。
午前10時、難なく「檜原都民の森駐車場」に到着。
が、駐車場は既に満車、空き待ちの車が何台も並んでいる。
「この先の駐車場に行ってください。 1kmほどありますが・・・」と誘導され、数馬駐車場に向かう。
こちらは道路の両側が駐車場だが、既に片側は一杯だった。

都民の森駐車場まで1kmの道を下る。
歩道の一部はウッドチップが敷かれ、歩きやすい。
左の谷越しの景色はさまざまな緑・・・
この季節は、緑色はこんなにたくさんあるんだ、と実感させられる。

この歩道で、チゴユリの群生を見つけた。
(マウスを乗せてください。)

 

都民の森駐車場は車と人でごった返していた。
売店で地図を貰いルートを決める。
人の少なそうな道がよいので、
いったん車道を下り、「けやきの路」からはいることにする。

 

20分ほどであづまやがあり、そこで「大滝の路」に合流する。
ここまでの路にもスミレやネコノメソウなどがたくさん。
あづまやの脇には綺麗なピンクが・・・

カメラマンが別の方向を狙っている。
ちょっと離れたところに白いイカリソウがあった。

 

(マウスを乗せてください。)

 

ここからはウッドチップの敷かれたふかふかの路。
登山姿でない観光客も多い。

ほんのひと歩きで吊橋「滝見橋」に出る。
新緑の中の吊橋は綺麗だが、
人が居ないところを撮るのは難しい。

橋からは正面に三頭大滝が目の前だ。

 

ここから渓流沿いの「ぶなの路」にはいる。
光を通した緑が美しい。

途中、休憩用のテラスも設置されているが、
常に誰かが休憩中。
休まず登り、ムシカリ峠に着いた。

山頂は間違いなく混んでいるに違いないので、昼食のため、山頂とは反対方向の三頭山避難小屋に向かう。
と、いってもほんのひと登りである。

ラッキーにも外のベンチが半分空いていた。
お湯を沸かし、フリーズドライのスープと、おにぎり、食後にコーヒー。

食事を終わり、ムシカリ峠に戻ると、さっきは気がつかなかったが白い花がある。
近くの花の解説板に「ムシカリ」とあった。
この花が峠の名の由来なのだろうか。
(マウスを乗せてください。)

 

木段の急坂を登りつめたところが三頭山西峰。
標識は中央峰となっているが、ガイドブックには西峰が正しいと書いてある。
山頂はたくさんの人だが、この頃は曇ってしまい、眺望はまったくない。
富士山はもとより、奥多摩三山の二つ、御前山も大岳山もまったく見えない。
早々に東峰を経由して「ぶなの路」をくだる。
結構急なところもあり、なんと局長は二度もしりもちをついた。
そして着いたところが「鞘口峠(さいぐちとうげ)」。


ここから駐車場に向けて下ると、「スポーツ歩道」の入り口がある。
下り一方通行のフィールドアスレチックコースである。
そこを素通りし、舗装路を一気に下りる。
森林館の前は綺麗な花で埋め尽くされていた。

 

そして、見つけたエンレイソウ。
(マウスを乗せてください。)

このあと、駐車場までの登り1kmが一番きつかった。

富士山には会えませんでしたが、さわやかな緑の歩きはとても気持ちよかったです。

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