北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

西岳・編笠山

2005年10月25日
造林小屋〜不動清水〜西岳〜青年小屋〜編笠山〜盃流し〜造林小屋

白山遠征を最後に、わかっていた事だが仕事が忙しくなった。
3週間休みがとれず、やっと火水と連休となった。
天気予報では火曜までは晴。
前から行きたかった西岳・編笠山に出かけた。

 

午前3時過ぎ。
目覚ましのなる前に目が覚める。
山に行くとなると、自然目が覚めるのはどうしてだろう。

午前4時、出発。
コンビニで朝食と昼食を購入し、高速に。
午前5時50分、明るくなり始めた八ヶ岳PAで朝食。
外に出ると、寒い・・・
温かい飲み物を買い、車中で朝食を取る。
今日は甲斐駒も八ヶ岳も綺麗だ。
甲斐駒

  
八ヶ岳

編笠山が良く見える。

 


(帰りに撮った写真です。)
午前6時30分。
造林小屋のゲート前に着いた。
車は1台停まっているだけである。
(帰りも3台だけでした。)

外に出るとひんやりと寒い。
手袋をして出発するが、しばらく指先が冷たかった。

  

ゲートの脇を抜け、まずは林道歩きである。
朝日が射す前の道はひんやりしている。

30分ほどで不動清水に着いた。
−「中近世修験霊場遺跡・長命水」−
今は塩ビ管から細く流れていた。
(マウスを乗せて)

  

(マウスを乗せて)
ここからいよいよ西岳への登りである。
木樹の上のほうには既に日が当たり、光っている。

そのうちに真横から太陽が飛び込んできた。
朝陽を浴びた体はオレンジ色だ。

だらだら登りは局長の苦手。
白山以来3週間も山から遠ざかっているので
なおさらペースが上がらない。

スタートから1時間で休憩。
(マウスを乗せて)

 

(マウスを乗せて)

 

幹に生々しい傷跡を発見。
熊・・・?
このあと
「ある〜日、森の中・・・」
のメロディーが頭から離れなくなった。

空にはうすく白い雲が見えるが、
どうやら曇ってくる気配はないようだ。

やがて霜柱を発見。
このあと、たくさん・・・

 

もう1度の休憩を挟み、
午前8時45分
「至西岳30分0.6km」
の地点に到着。

標準コースタイムよりだいぶ早い。
「だからつらいんだ・・・」
と局長から抗議の声が上がる。

10分ほどで樹林帯を抜け、ガレ場に出た。

 

ここで振り返ると南アルプスがくっきり。
すぐ横には編笠山とその奥に富士山がはっきり見える。
(マウスを乗せて)

 

もう一度樹林の中を抜け、午前9時30分、西岳山頂に到着。

 

360度、全部見える。

甲斐駒を中央に南アルプス

北アルプス、槍穂連峰


さらに乗鞍、御嶽もバッチリ。

 

山頂からのパノラマはいつまで見ていても飽きない。

南側(クリックしてください。)

北側(クリックしてください。)

 

 

30分近く山頂でのんびりし、
編笠山に向け出発。

まずは青年小屋でお昼だ。
そろそろおなかも減ってきた。

編笠山に進む







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