連鶴
−秘伝千羽鶴折形−
桑名の長円寺住職、義道(号は魯縞庵)によりつくられた「つなぎ折り」の鶴。 1797年に、それを編集して出版されたのが「秘伝千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)」で、 世界最古の遊戯折紙の本だそうだ。 その本の内容を解説した「つなぎ折鶴の世界」(岡村昌夫著)を手元に、いくつか折ってみた。 本に出ている折り方は49種。 それぞれに和銘がつけられ、狂歌が添えられている。 さらに、本の挿絵に2種があり、全部で51種の折り方ができる。 全て1枚の紙(正方形または長方形)から折られ、 その紙に切れ目を入れるのだが、無駄な部分は折りこまれている。 (クリックで大きくなります。) |