北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

硫黄岳・横岳 2

その2

2005年7月9日
美濃戸〜北沢〜赤岳鉱泉〜赤岩の頭〜硫黄岳〜横岳〜行者の頭〜行者小屋〜南沢〜美濃戸

ここから硫黄岳の山頂までは
広い岩クズの尾根をすすむ。
この斜面にも花がたくさんある。
イワヒゲ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマシオガマ
(マウスをのせてください。)

 

最後に岩稜の尾根を登り、
硫黄岳山頂には午前10時着。

まわりにはガスが広がり、
風が冷たい。
雨具を出し、着込む。

爆裂火口を覗き込む局長。
それを見ているのが怖い・・・

 

こわごわ火口を覗き込んだあとは
大ダルミに建つ硫黄岳山荘に向かう。
その先の横岳はガスの中。

この先もたくさんの花があるはず。

 

コマクサ。
まだ、蕾も多い。

 

硫黄岳山荘によると、お花畑にはシロバナコマクサが咲いているとのことだ。
まだ早いと思っていたので、急いでカメラを出す。

 

ウルップソウ
(マウスをのせてください。)
ムシトリスミレ
ハクサンイチゲ
イワウメ
チョウノスケソウ

 

おにぎりとスープの昼食。

クロユリ、
イワツメクサ、
トウヤクリンドウの蕾、
たくさんの写真に残せなかった花をあとに
横岳に向かう。

鎖場や、やせた岩稜は局長が好きなところだ。

硫黄岳山荘で時間を取られたが
横岳奥の院には12時10分到着。

 

この前後の稜線歩きは花の宝庫だ。
ちょっとガスがかかっているが、色とりどりの花がたくさん見える。
ウルップソウ
イワベンケイ
ハクサンシャクナゲ
ミヤマオダマキ
ミヤマハンノキ

 

地蔵の頭までは何ヶ所かの鎖場を過ぎる。
日ノ岳を巻く一枚岩の鎖場では
前から来た女性が、
もう登りたくない、
といっている声が聞こえた。

 

地蔵の頭からの下りは
足を滑らせないように
気をつける。

途中、ミツバオウレンの
集団に出会った。

午後2時。
行者小屋に着いたところで
雨が落ちてきた。

久しぶりにレインウェアーを上下着込み、南沢を下る。
幸いなことに、雨はそれほど激しくならなかった。
午後4時25分、予定通りの時間に駐車場についた。

ウルップソウは終わりかけていたが、シロバナコマクサに出会えました。
この季節の横岳は花の宝庫です。

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