北アルプスに魅せられて                                    山の靴跡

西穂高岳

2005年9月17日〜18日
1日目 新穂高温泉〜西穂高口〜西穂山荘
2日目 西穂山荘〜西穂独標〜西穂高岳〜西穂山荘〜西穂口〜新穂高温泉

午前3時半、テントの外に顔を出す。
星も出ているが、雲も多い。

午前4時、テントのなかで朝食。
薄い餅を焼き、醤油をつけ、のりを巻く。
餅が薄すぎて、ちょっと・・・
でも時間もかからず便利である。

これに、スープとお茶の朝食である。

 

午前4時55分、西穂高岳に向け出発。
まだ薄暗く、ストロボをたかずに撮った写真はすべて手振れ・・・
西の空には月が大きく輝く。

石の上にカメラを固定し、何とか撮影。
中秋の名月−0.5日

 

午前5時20分を過ぎ、空も明るくなってきた。
かすかに富士山が見える。
振り返れば雲のかかった焼岳の向こうに乗鞍岳。

 

すると、目の前のハイマツの中にライチョウが現れた。
じっとしていないので、撮った写真はぶれている。
唯一、ストロボをたいて撮ったのがこれ。
お尻を向けてすいません・・・

 


遠く八ヶ岳。
下を見れば、帝国ホテルの赤い屋根。
(マウスを乗せて)

 

すぐ先に独標が見える。
既にたくさんの登山者が休んでいる。
さらに奥に見えるのはピラミッドピーク。

午前5時50分、標高2701mの独標に着いた。
標識が新しい。
西には笠ガ岳が綺麗だ。

 

ちょうど吊尾根の右側、明神岳の向こうから朝日が射してきた。

 

小休止のあと、先に進む。
独標からの下りは
切れ落ちた崖の下まで見える。

20分ほどでピラミッドピークに着いた。
ここにも新しい標識が立っている。
奥のピークが西穂高岳。

 

ピラミッドピークからがこの日の一番の景色だった。
(クリックしてください。)

焼岳の向こうに乗鞍岳、西穂山荘の赤い屋根も見える。

朝日の当たりはじめた笠ガ岳

西穂高岳、右に吊尾根

 

パノラマ撮影完了後、西穂高岳に向け出発。
結構なやせ尾根を進む。
そして、午前7時、標高2909m、西穂高岳山頂に着いた。
当然、ここにも新しい標識が立っている。

  

山頂に着く前に振り返ると、焼岳に面白い雲がかかっている。
(クリックしてください。)

 

どの山頂も、そこだけ雲がかかっている。
槍の穂先は一瞬見えたが、カメラには納まらなかった。

こちらの景色は最高!

 

この時間に山頂まで来ている登山者は
ほとんどが奥穂に向かうようだ。


午前7時30分。
槍ヶ岳のガスは晴れそうもないので
下山開始。

岩場と下りが得意の局長。
順調に下る。

独標には「延命水」と札のついた
ペットボトルが置かれていた。
「穂高方面から来られた登山者の為に」
やはり、奥穂からの縦走はかなり厳しいようだ。
(マウスを乗せて)

 

下りは早い。
ロープウェイの駅が見える。
ちょうどゴンドラが入ってきた。
振り返ると、独標・ピラミッドピークの上には雲が広がってきた。
(マウスを乗せて)

 

午前9時。
テントに着いた。
時間が早いのでゆっくりコーヒーを飲む。

 

テントを撤収し、下山。
ロープウェイ駅への下りでは、たくさんの登山者とすれ違う。
午前11時のゴンドラで下り、混み合う前の食堂で早めの昼食。
食べ終えた時は満席でした。
飛騨牛のほおば味噌焼き定食。
ロープウェイのチケットは「さわやかパック」を利用。
往復チケットに1100円の買い物券と入浴料がセットされていて3500円。
往復が2800円なので、温泉に入らなくても得です。

 

さわやかパックの「ホテル穂高」での温泉利用は午後1時から。
1時間も時間をつぶせないので車に戻る。

平湯の温泉も満車状態なので、そのまま高速に乗るが、
諏訪湖SAには温泉がある。
「ハイウエイ温泉 諏訪湖」で汗を流しました。

 

北アルプス第4弾も、何とか天気にも恵まれ、今年は本当に穂高を満喫しました

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